【まとめ】欧州LCC搭乗記一覧と利用時の注意!

空港・移動情報

今まで、欧州LCC(格安航空会社)4社について、搭乗記をお届けしてきました!

本記事ではそのまとめという意味も含め、特定の航空会社に限らずLCC利用時に知っておくべき基本的な事項を、管理人の経験ももとにお伝えしたいと思います。

こんな人におすすめです!

・今後ヨーロッパを周遊したい
・今後ヨーロッパでLCCを利用する可能性/予定がある
・同じ路線で複数のLCCが飛ばしているが、どちらがいいのか分からない
・欧州LCCの評判がよくないので正直ビビる

皆様の格安ヨーロッパ周遊の参考になれば幸いです!

特にサービスについては航空会社だけではなく空港とそのスタッフによる部分も大きく、「こうだ!」と言い切ることは不可能であり、加えて、筆者自身の利用経験もまだ少なくサンプル数1程度であることを念頭に置いてお読み頂けますと幸いです。
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欧州LCC搭乗記の一覧

今までにご紹介した欧州LCC搭乗記です。今後も追加してきます!
シチリア⇔ローマをLCCライアンエアーで往復してみた【搭乗記】
ツアー旅行中は難しいかもしれませんが「個人旅行で、ある程度融通がきく」という方は、ローマから飛行機で1時間程度で行けるシチリアに足を延ばしてみるのはいかがですか?同じイタリアとはいえ、歴史的に数多くの民族に支配されてきたシチリアは、イタリア...
欧州LCC・イージージェットにのってみた【搭乗記】
以前、欧州のLCC(格安航空会社)の中で大御所と言われるライアンエアー(Ryanair)でローマ=カターニアを往復した際の旅レポをお届けしました。今回はタイトルの通り、また別の欧州LCC、イージ―ジェット(easyJet)に乗ってきましたの...
ニッチな旅先を狙えるLCC・Volotea(ボロテア)に乗ってみた【搭乗記】
お待たせしました欧州LCCシリーズです!今まで、ライアンエアーとイージージェットの搭乗来をお届けしました。今回利用したLCCはスペイン発祥のVolotea(ボロテア)。基本的に、旅行を計画するときはまず行きたい国や街があって、どうやってそこ...
東欧のLCC・Wizz Air(ウィズエアー)にのってみた【搭乗記】
欧州LCCシリーズ第4弾です!今までの搭乗記はこちら:今回は東欧ハンガリーを拠点とする、可愛い色遣いが特徴のWizz Air(ウィズエアー)を利用しましたので、その搭乗の様子をお届けします。Wizz Air(ウィズエアー)とはハンガリーの首...

欧州LCC利用時の注意ポイント

続いて、欧州LCC利用時に注意すべきポイントをまとめます。

手荷物ルールが非常に厳しい

手荷物のルールは日本もすごく厳しいですが…笑。「海外はゆるそうだよね~」という感覚で欧州LCCを利用すると痛い目にあうことがあります。

●無料で持ち込める手荷物は座席の下に入る「小型バッグ1つのみ」 が基本。
→ 頭上棚に入れるサイズの荷物は有料

LCCの最大の魅力、そう、低価格”を最大限活かすには基本的にバックパッカーするのが一番です。参考までに、下記は筆者が利用したLCCの手荷物ポリシー一覧です。

  • EasyJet:45 × 36 × 20 cm
  • Ryanair:40 x 30 x 20 cm
  • Wizz Air:40 × 30 × 20 cm
  • Volotea:40 × 30 × 20 cm

メジャーで測られることはありませんが、専用のサイズチェッカーみたいなところに入れろと言われることもあります(日本の空港にもありますね)。

●航空会社または空港によっては、数センチ超過でも追加料金を請求される可能性あり

この場合、空港で払うと高額(数十ユーロ)になります。

実際、EasyJetで2㎝超過したために追加料金を請求された(その後「今回だけ」と見逃してもらった)話も友達から聞きました。

ケータイや財布など身の回り品だけを入れる小さいハンドバッグはOKなところが多いですが(※どの航空会社もホームページに特筆してはいない)、

それを「2個」とカウントして追加料金を請求する厳しいスタッフも稀にいます。

Saeko
Saeko

なんかその日嫌なことでもあったとしか思えない

セキュリティチェック後に購入したフード・ドリンク等はカウントされませんのでご安心を。万が一指摘されたら「さっきここで買った」旨、堂々と伝えましょう。

預け荷物は事前購入すべし

チェックインカウンターや搭乗ゲートで預け荷物を追加すると、オンライン料金の 2〜3倍 かかることがあります。

荷物追加と支払いはチェックイン前するのがベター。

なお、チェックイン”前”に追加するのと、チェックイン”時”に追加するのとでは料金が違う場合がありますのでご注意ください。

座席指定や搭乗優先も有料

基本的にLCCは座席指定が有料です。指定しないと家族・グループでも別々に座らされる可能性があります

とはいえ、LCCの路線は長くても2~3時間。私は数時間のフライトなら席はどこでもいい派です。(子どもさんがいらっしゃる場合などは別)

頭上棚に入れるキャビンバッグを追加すると、Priority Boarding(優先搭乗)となることが多いです。

空港は郊外が多い

RyanairやWizz Airは特に、都市中心部から遠い「二次空港」を使うことが多いので、フライト前後のスケジュールも事前に確認しましょう。

LCCでせっかく安く移動したのに、着いたのが深夜で鉄道・バスがなく、結局高額のタクシー代を支払うことになった…なんてこともあり得ます。

チェックイン方法に要注意

多くのLCCは オンラインチェックイン必須です

搭乗券を印刷 or アプリで提示できないと、基本的には空港で高額の「発券手数料」を取られます。これではLCCを利用する意味がありません。

食事やドリンクは完全に有料

無料の飲み物やスナックは基本なし。水さえありません。

機内でも買えますが割高なので、空港で搭乗前に買って持ち込むのがベターです。

遅延・欠航時の対応

遅延やキャンセル時、大手航空会社のような「自動振替」や「宿泊手配」はほぼないと思ってください。

クレームやサポートは簡素

親切で柔軟な対応は期待できません。自分で情報を確認し動く姿勢が必要です。語学力も必要になります。

なお、ロストバゲージの際は、フルキャリアならホテルまで送ってくれますが、LCCの場合は自分で取りにいかなければならないことがあります。

さいごに

欧州LCC利用時のポイントについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

欧州LCCは「格安チケット」が大変魅力ですが、

  • 荷物・座席・空港アクセスに隠れコストがある
  • 規則やルールを守らないと追加料金が高額

ということを覚えておきましょう。勉強して計画的に予約&搭乗すれば、本当に安く便利に使えます!

繰り返しになりますが、いいフライトになるかどうかは、格安航空会社による部分利用する空港(とそのスタッフ)による部分の両方あります。管理人の搭乗記のみで航空会社を判断しないようお願い申し上げます。

ただ1つ言えるのは、欧州LCCをマスターすれば、皆さまの「旅レベル」があがることは間違いなしです♪

Buon viaggio!

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