海外旅行のとき、問題になるのがお手洗いですよね。
まず、日本よりお手洗いがきれいな国はないので、誇ってください。(笑)
無料であんなにきれいなお手洗いが使えるなんて…素晴らしい。
ということでこのページでは、(シチリアだけではなく、イタリアや他の国でもいえることですが)お手洗いについて事前に知っておくべき&注意すべきポイントについて解説します。
お手洗いに行きたくなったら?
前提として、空港や宿泊のホテル、食事をしたレストラン、博物館・美術館など、お手洗いがあるところでは念のため毎回行っておくことです。
それ以外で、例えば町中などでお手洗いに行きたくなったら次のようにします。
① バールなどで借りる
観光地などではとくに、バールにはお手洗いがあります。
が、このときコーヒーの1杯、お水のボトル1本でいいので、必ず何か購入しましょう。
お手洗いだけ借りて出るのはNGです。
エスプレッソコーヒーも水のボトルも1€前後です。(※コーヒーはカウンターで飲んだ場合です。テーブルでサービスしてもらうと2€前後かかります。)
② 公共のお手洗いを利用する
だいたいあまりきれいではありませんが、公共のお手洗いもあります。特に観光地ではお手洗いが設置されていることが多いです。
たいていの場合、利用料(50セント~1ユーロ程度)がかかります。小銭をいくらか常備しておいた方がいいでしょう。お手洗いの入口に設置されている機械にコインを入れるパターンもあれば、係の人が常駐している場合もあります。
“offerta(寄付)”という表示がある場合は、支払いは必須ではないですが、せめて20セントや50セントコインくらいは入れるようにしましょう。
その他、電車の駅や電車内、長距離バス内にも設置されていますが、壊れて使えないケースもあります。「駅にあるだろう」「バスの中でお手洗いに行こう」というのは少し危険かもしれません。
事前に準備しよう
お手洗い関連で準備したいのは主に3つです。
- ポケットティッシュ
- ハンカチ
- すぐお手洗いに行ける環境(できれば)
特に公共のお手洗いの場合、紙がついていない場合(もしくは切れている)場合がよくあるので、ポケットティッシュを多めに持ち歩くことをおすすめします。
ちなみにイタリアのポケットティッシュは下の写真のような感じ。スーパーで10個入り1€ぐらいで売っています。
また、手を洗ったあとに手を拭く紙がない(切れている)、ハンドドライヤーがない(動かない)、というケースもありますのでハンカチを携帯しましょう。
それ以外では、難しい場合が多いかとは思いますが、可能であれば町の中心やアクセスのいいところにホテルをとって、いつでもお手洗いに行ける状態で観光するのも一つです。
イタリア語でトイレはbagno(バンニョ)、トイレットペーパーはcarta igienica(カルタ イジェニカ)、さきほどのティッシュはfazzoletti(ファッツォレッティ)と言います。
イタリアのビデの使い方
ビデは皆さん気になるところではないでしょうか。
イタリアでは、用を足すお手洗いのすぐ近くに、もう1個トイレのようなものが設置されていますが、それがビデです。自分で蛇口をひねっていい具合に水を出し、利用します。
用を足したあと、ビデの前に、ある程度トイレットペーパーできれいにしてくださいね(笑)
その他、足だけ洗うのに使うことも。海に行って帰ってきたときなんかは便利ですね。
まとめ:シチリアのトイレ事情
以上、シチリア(イタリア)のトイレ事情でした!
まとめますと、
- 大前提:ホテルやレストランなど可能なところで済ませておく
- バールなどで借りる → 必ず何か購入!
- 公共のお手洗いを利用する → 小銭を準備!
お手洗い対策をしっかりして、ストレスフリーでシチリア旅行を楽しみましょう♪