シチリア旅行・ユーロはどれぐらい持っていたらいい?

シチリア旅行・ユーロはどれぐらい持っていたらいい? 旅の基本情報

海外旅行の際、どこへ行くにも悩むことの一つ。

「どれぐらい両替していこう(´・ω・)?」

これですよね!

クレジットカード大国のような、あらゆるものがクレジットカードで買えるところであればさほど気にする必要はないですが、中にはそこまで浸透していない国・地域もあります。

シチリアはどうでしょうか?

ということでこのページでは、シチリア旅行をするのに知っておくと便利な現金・クレジットカード事情食事代などの目安をご紹介します。

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クレジットカードは使える?

A:もちろん使えます!

シチリアでも、ホテルは言うまでもなく、たいていのレストランでクレジットカードでの支払いが可能ですし、観光地のお土産屋さんでも使えるところは結構あります。

Saeko
Saeko

ちょっと田舎になると分かりませんが、観光地なら大丈夫!

バスや電車のチケットもクレジットカードで購入できます。ただし、バスは町から町へ移動する際の中長距離バスのみで、市バスなど規模の小さなバスは除きます。

ただ、日本と同様、シチリア人もわずか数ユーロのものにクレジットカードで支払うことはあまりしません。中には「〇ユーロ以上でないとクレジットカードを受け付けない」と明確に基準を決めているお店もあります。

ということで、期間にもよりますが、クレジットカードを持っているのであればなおさら何千ユーロも持っていく必要はありません。現地でキャッシングもできますし、何より現金をたくさん持ち歩くのはちょっと怖いですしね。

なお、JCBが使えるところは多いものの、MasterかVISAがあると確実です。

出来るだけ少額紙幣を

現金で重要なのは、どんなお札に両替するかです。

よく使われるのは、5ユーロ札、10ユーロ札、20ユーロ札、50ユーロ札の4種類です(100ユーロ札以上はほとんど見たことがありません)。

この中でも、5・10・20ユーロ札を多く持っていくことを強くおすすめします

少額の買い物のときに50ユーロ札を出すと、おつりが足りなかったりとか、ちょっと嫌な顔をされたりします。

リモーネ氏
リモーネ氏

イタリア全国で常におつり足りない問題が…

とくに食べ歩きなんかするときは少額紙幣や硬貨がいいですね。

私自身、よく日本では小銭が重いのでできるだけ小銭が無くなるよう支払いしていましたが、こちらでは出来るだけ小銭をキープできるように努力しています。

食事の相場

もちろん、どんなところで何を食べるかによります。

シチリア島内でも、大観光地と田舎ではやはり相場が違いますので、あくまで目安と思ってください。

レストランやトラットリア

前菜は一品10€前後。プリモ(パスタ・リゾット等)は10~15€、ちょっといいところだと15~20€、例えばウニのパスタのようなちょっと高めの食材だと20€前後でしょう。

セコンド(肉や魚)は肉料理だと15~20€前後、魚だと20~25€前後。デザートは5€前後といったところです。ワインはピンキリですが、グラスだと5~6€ぐらいが相場です。

プラスで、サービス料や席料として1人あたり1~2€ほどかかるところも多いです。

もっと大衆的なところや、そこまで観光地化されていないところでは、価格は平均して3~5€ほど低いかと思います。

例:前菜1品+プリモ1品+ワイン1杯+デザート1品= 約30€(+サービス料)

ピッツェリア

ピッツァは、シンプルなマルゲリータでだいたい6~8€ぐらいです(筆者が経験した一番安いお店は4€でした!美味しかったです)。

トッピングが増えていくごとに料金が増えると思ってください。でも、カプリチョーザのようにたくさん具がトッピングされたものでも、15€以下のところがほとんど。

イタリアでは、ピッツァには基本的にビールを合わせますが、中ジョッキサイズで4~5€のところが多いです。

例:ピッツァ1枚+ビール1杯 → 約15€

ストリートフード

ストリートフードはたくさん種類があるのですが、基本的に1つ2~3€前後と考えてください。1個つ1.5€ぐらいだと「お、安いな」という印象です。

 

コーヒーなど

エスプレッソコーヒーは、カウンターで頼めば1€前後です。

テーブルでサービスをしてもらう場合は、サービス料が追加され2€前後になるところが多いです。カプチーノが2~3€、紅茶が3€前後といったところです。

ジェラートやドルチェ

ジェラートは一番小さいサイズで、だいたい2~3€。グラニータも同じぐらいです。シチリア郷土菓子のカンノーロは2€前後のところがほとんどです。

前述のように、レストランやトラットリアでのデザートは5€前後です。

自分の食事スタイルに応じて

基本的に、ストリートフードやコーヒー、ドルチェなど少額の場合は、現金で払うことが多いので、食べ歩き派の人は少額紙幣を多めに用意することをおすすめします。

逆に、レストラン等で時間をとってゆっくり食事したい派の人は、クレジットカードで払えますので現金はそこまで多く準備する必要はありません。

入場料

入場料は、世界遺産などたくさんの旅行客が訪れるようなところでは、クレジットカードでの支払いが可能です。

世界遺産がある場所の入場料は、だいたい10€前後です。その他博物館や美術館などは5~6€、規模によって価格は高かったり低かったりまちまちです。

小さな教会などでは、入場料で1~2€ほどかかる場合もありますが、現金のみです。

毎月第一日曜日は入場料を無料にしているところがたくさんあります!

まとめ:シチリア旅行・ユーロはどれぐらい持っていたらいい?

このページでは、シチリアの現金・クレジットカード事情と食事代などの目安を解説してきました。

まとめますと、

  • 観光地ならクレジットカードは問題なく使える!
  • 両替時にはできるだけ小額紙幣を!
  • 自分の食事スタイルに合わせて計算!

今後もユーロを使う機会があるという方は多少余っても問題ないかと思いますが、「次にいつ使うのか分からない…」という方も多いはず。

自分のスタイルに応じて必要な1日あたりの食費や交通費を計算の上、ユーロに両替して行きましょう!

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